仕事ばかりではなく、人生を楽しむ。
ライフワークバランスの根幹はこれになります。
仕事ばかりで人生の時間の大多数を使うのではなく、家族と過ごす時間や、恋人と過ごす時間、自分のために使う時間をバランスよく持つ。
それがライフワークバランスです。
ですが、日本人の中にはライフワークバランスだからと、定時退社だけすればよいと勘違いしている人がいます。
ライフの充実だけを考えるのがライフワークバランスではありません。
ライフワークバランスのよくある勘違いについて紹介してみましょう。
単純に時間になったから帰社してしまう
ライフワークバランスのうちの「ワーク」部分ですが、単純にライフを楽しむために定時帰宅をすれば良いだけではありません。
本来すべき仕事が山のようにあるのに、それらを明日や明後日の自分に丸投げをして定時帰宅をしてませんか?
そうすると、翌日の自分が昨日片づけるはずだった仕事に苦しめられるだけです。そしていずれ仕事のクオリティが落ちたり、期日までに仕事が出来ずに周りに迷惑をかけるようになってしまうのです。
ライフワークのバランスを整えるうえで、ワーク、働く部分について改革をしていかなくては、意味がないのです。
働く「ワーク」の改革こそが肝
働くをどう改革するかというと、どんなに仕事があっても定時で帰るではなく、仕事の効率化を図る、という意味です。
今までダラダラやっていた仕事を、TODO処理をして時間内に終わらせるようにする。
今まで自分一人で抱えていた仕事が、どう見ても定時で片づけられないボリュームであれば上司に相談をする。
業務量の見直しをし、定時までに時間でいかにパフォーマンスを上げられるか、というところがライフワークバランスで必要なワークの改革なのです。
多くの日本人は、定時に帰宅すればいいんでしょ?と思い込みがちです。
それでは、どんどん本来残業で片づける案件が増えるだけなのですから、もう少しワークの効率化という点に視点を当ててみてください。